2019年6月下旬のさくらインターネットのOSアップデートで、PHPのモジュールモード対応となった。4月予定が延期されただけに、ようやくWPの最適環境が実現した。
前の記事でも書いたが、OSアップデート前でも、PHP7系への変更は可能であったが、CGI版であったためモジュール版になるまで待っていた経緯がある。
さて、PHP7.3.6に変更した際の問題点は、 RSSフィードウィジェット(右メニュー)でエラーコードが出力される。
バックアップ&ステージングでのテスト環境で確認済みである、wp-config.phpのデバック機能ON時、RSSフィードウィジェット(右メニュー)でエラーコードが出力される。確かに本番環境でもエラーが表示された。
またテスト環境では、新規投稿などでも上部にエラーコードが出力されたが、新環境では、アクセス時に一瞬表示されるが、エラーメッセージが表示されることはなかった。
また、「サイトヘルス」を確認すると、 上記エラーメッセージが出ている件の問題、デバックモードをONにしたままなので、1件の致命的な問題が表示されている。
ただし、 致命的な問題は、1件のみとなっており、PHP5.6のときに出力されていた
お使いのPHPバージョンは更新が必要です
は、表示されていないことが確認できる。
エラーメッセージの非表示、1件の致命的な問題を解消すべく、デバックモードをOFFにした。
これにより、エラーメッセージはなくなり、RSSフィードは問題なく表示された。
また、サイトヘルス72%→81%となる。
サイトヘルスステータスに残っている「3件のおすすめの改善」
一つ以上の推奨モジュールが存在しません
に関しては、PHPバージョンアップ前同様2つのモジュール、PHP7.3になっても、表示されている。
php.iniを編集すれば使えそうだが、しばらくはこのままとする。
停止中のプラグイン、テーマについてもおいおい対応していく予定。
さて、PHPがCGI版からモジュール版になったことで、高速になったのであろうか、早速調べてみよう。