2014/8/7に、「WordPress 3.9.2 へのサイト更新が完了しました」メールが送信されてきた。
WP3.7からの新機能である自動更新が今回も無事に完了したんだな、さすがWPと思いながら、ログインしてみるとダッシュボードに、
WordPress 3.9.2が利用可能です!更新してください。
のメッセージが表示されている。
(自動更新については「WP3.7からの「自動バックグラウンド更新」、WP3.8.1でちゃんと自動更新、通知メールも届きました」をご参考に・・)
あれ、メールで更新完了の案内があったのに?不思議である。
ただ、[3.9.2に更新]のボタンはあるものの、通常、WPの現在のバージョンを確認できる表示である[3.9.2に更新]ボタン横の表示は、WordPress3.9.2になっている。
FTPでタイムスタンプを確認してみると、通知があった日に更新されているファイルが複数ある。
検索すると、今回更新されたファイルを案内する情報が出ており、対象となる以下のすべてファイルのタイムスタンプは変更になっていた。
/
wp-login.php
readme.html
/wp-content
/upgrade(フォルダのみ)
/plugins(フォルダのみ)
/wp-includes
version.php
pluggable.php
compat.php
class-wp-cusomize-widgets.php
class-IXR.php
/wp-admin
about.php
うーん、とりあえずバージョンアップは完了しているようだし、次のバージョンアップまで放置して様子を見てみようかと思いつつ気になる。
で、別のサーバで管理しているWPと比べてみた。
このWPは、サーバの環境上、自動バックアップは出来ないものである。
なので、以下のようなダッシュボード表示で、3.9.2への更新を促している。
こちらは、現在のバージョンは3.9.1で、右に[3.9.2に更新]のボタンが表示されている。
手動で、3.9.2に更新を行う。
更新後の表示は、最新版のWordPress3.9.2が表示され、ボタンは消えている。
また、FTPでファイルのタイムスタンプをチェックしたところ、上記に書かれたファイルと同じものが変更になっていた。
ということで、更新されたファイルも問題ないようである。
3.9.2にバージョンアップしたことは確認できたとはいえ、更新ボタンがあるので押してみたくなる誘惑に負けて、更新を試みた。
[いますぐ更新]をぽちっと!
すると、
更新情報が順次、表示されてくる・・・と
データベースをアップグレードしています
で、ストップしてしまう。
そうだ、このWPは毎回ではないが「データベースをアップグレードしています」でストップして、完了しましたの案内が出ないことがあるのだ。
この場合は、その後サイトも表示できなくなることもあり、FTP接続でログファイルを削除しないとダメなことがある。(詳細は「またもWPアップグレード時に「データベースをアップグレードしています」でストップ、「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません。」のトラブル対応」に)
今回は、サイト表示ができなくなるトラブルは起こらず、ダッシュボードにアクセスすると、無事に?更新案内はなくなっていた。
念のため、FTPにてタイムスタンプを確認したところ、
4ファイル(フォルダ)のみが、手動でアップグレードしたタイムスタンプに変更になっていた。
/
readme.html
/wp-content
/upgrade(フォルダのみ)
/plugins(フォルダのみ)
/wp-includes
version.php
残りは自動更新が行われたタイムスタンプのままであった。
前からバージョンアップにはいろいろ問題が発生していたので、今回の不具合もそれが影響しているのであろう。
ただ、今までは自動アップグレードはうまくいっていたので(実際は更新されていたのだけど)、今回のトラブルははじめてなので、備忘録として残しておくとしよう。