ChromeがVer.68にバージョンアップ、非SSLのURL表記が「保護されていません」に変更

Chromeが、告知していた2018年7月非暗号化サイト表記の変更、ようやく7月末近くになって、最新バージョン68がリリースされ、ようやく適応された。

chrome Ver.68 非SSL
chrome Ver.68 非SSL(非暗号化)URL

「保護されていません」とグレー表記。

赤字で表記されるという噂もあったのだが、現在は地味な色なので、この情報を知らない人たちは、全く気づかないかもしれない。

赤字で表記されるのは、入力フォームがあるURLに採用されると告知している。

Googleウェブマスターツール公式ブログ「Chrome のセキュリティにとって大きな一歩: HTTP ページに「保護されていません」と表示されるようになります」では、今後の取り組みを明記している。

chrome Ver.68 SSL表記
chrome Ver.68 SSL表記

意外に大企業でも、常時SSLにしていないWEBサイトが存在する。

7/29現在、例えばコンビニ業界大手3社、ローソンだけ対応している。
とはいえ、ローソンもここ数日での対応だ。

ここ数ヶ月で、常時SSL化が加速するのか、また次のステージへの環境変化が起こるのか、今後の動きに注目したい。

Chromeは、起動したときに自動でバージョンアップされるが、Chromeの右上設定ボタン(黒ポチ縦3つ)の
 ヘルプ>Google Chromeについて、
 もしくは、設定>Google Chromeについて
で、確認できる。

chrome Ver68になりました
chrome Ver68になりました

ちなみに、Chrome、Firefox両者とも、非SSLサイトのURLの頭の「i」が丸で囲まれている部分をクリックすると、吹き出しウィンドウが表示され、いずれも赤字で

Chrome:このサイトへの接続は保護されていません。
Firefox:この接続は安全でありません。

chrome68、URL情報表示
chrome68、URL情報表示

と表示される。

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