2017年9月のWP4.8.2の自動更新後、管理しているWPの一つが編集不可能になった。
このWPサイトは、有料のテーマを使って構築したサイトで、記事の編集時、ビジュアル的にショートコードを利用できるテーマで、カスタマイズ用の多数のフレームやパーツ、アイコンが用意されており、直感的に編集できる。高機能版ビジュアルモードを有した優れものである。
そのレイアウトビルダーが使えなくなってしまい、既に入ってるページデータが、クルクルとアクセス中状態で表示されない。
また、以下の画像にあるように、赤囲みのボタン系も全く使えない状態。
説明が長くなるので、先に結論を述べようー(笑)
編集できなくなった原因は、代表的なプラグイン「All in One SEO」だったのである。
WP4.8.2の更新とこのテーマ、相性が悪かったことにあるようだ。
しかし、原因が判明したのは、数時間後。
ブラウザ依存かと、Chrome→Firefox→IEと試すがどれもNG。
テーマのアップグレードが必要なのか?疑ったものの、まずはOS依存かと、Macデザイナーさんに相談。
すると、編集できるとの回答。
ただ、固定ページは編集できるけど、投稿ページはやはり出来ないとのこと。
とりあえず、とある1つの固定ページを編集・更新したかったので、macデザイナーさんにお願いして更新してもらい、当面の問題は解消。
しかし、今後のことを考えると大問題である。
で、「WP 更新 ビジュアルエディタ 不具合」などで検索をかけると、ビジュアルエディタ関連、文字整形プラグインがあるとビジュアルモードに出来ないとある。(WP4.8.2より前のバージョンでの不具合)
プラグイン「WP Multibyte Patch」や「PS Disable Auto Formatting」などがあげられていたが、前者しか使っていないので、これを停止。
しかし、全く改善できず。
その後、別のWP管理ページなどと較べるが、特定できず。
このあと、問題がありそうなプラグインを一つずつ「無効化」。
そして、いちばん疑っていなかった最後の「All in One SEO」を無効化すると、編集が出来るように!
まさか関係ないと思っていたプラグインの影響だったとは・・・
なるほど、macデザイナーさんの固定ページがOKで、投稿ページがNGだったのは、表示オプションで、ボックス項目の「All in One SEO」のチェックがある・なしで編集の可否が別れたのだとようやく腑に落ちたのだ。
・固定ページは、「All in One SEO」のフォームなし
・投稿ページは、「All in One SEO」のフォームあり
ただ、固定ページや投稿ページの下部の「All in One SEO」のフォームを非表示すると問題が解消するので、表示オプションでOFFにしたいのだが、表示させるボタンも効かないため、どうすることも出来ない。
今後も、互換性が悪いこともある可能性と、「All in One SEO」はほぼアナリティクスコードだけに利用していたので、今後は無効化して使用しないこととした。
WPの更新は、セキュリティ対策には必要なことだが、プラグインやテーマとの相性が問題になることが多く、更新時には不具合チェックが重要だ。
ただ、チェックして問題がない場合は良いのだが、問題が発生した場合は、原因究明と対策に時間がかかる。
簡単更新が出来るというメリットもあるが、この更新の際の心労はデメリットでもある。
ちなみに、このWP、上記のWPテーマではないのだが、
ビジュアルモードは使えるが、テキストモードに切り替えれない。
けど、当面は問題ない・・・。