いしかわ自然学校主催の「自然学校の知らない世界」6月プログラムに参加してきました。
今月6月は、「出汁の世界」
事務局ブログでこの企画を見て、私の好きなテレビ番組の「◯◯の知らない世界」と同じ感じのプログラム?と前から気になっていたのですが、今月のテーマにますます興味がでてきて、早速申し込み。
会場は金沢市里山の夕日寺健民自然園、好天に恵まれ新緑の中、体験工房でお話を伺いました。
駐車場から少し気合入れて登ったところが、体験工房。
昆布からかつおの出汁の基本から、煮干しを粉にしたもの、旬の野菜を使っただしなど多彩で、試食もありの楽しい内容でした。
旬の野菜は、アスパラの皮での出汁のとり方、また茹でたアスパラをその出汁で漬けたものも頂きました。
また、出汁に使った食材の再利用として、昆布煮や鰹節のふりかけも試食。
鰹節ふりかけは、ジップロックに入れておすそ分けしていただき、家で熱々ご飯にかけて食べるとこれまた美味。
出汁の食材として、干ししいたけは出汁にもなるし、そのまま食べられるしと大好きですが、昆布や削り節も一手間かければ新たな食材として生まれ変わる出汁の奥深さ・・・かな?
出汁のイロハは一応理解しているものの、たくさんの気づきと発見、すぐに実践してみようという気持ちになりました。
その中でも、先生に教わった赤酒の存在。
みりんとお酒の両方を兼ね揃えた熊本の万能酒。
熊本地震で今は品薄だそうで、販売が再開されたら是非取り寄せようと準備中です。
そしてもう一つの発見、淡竹(ハチク)。
プログラム終了後、自然園の竹やぶの中に入って淡竹さがし。
もう旬も終わりということですが、食べられますよということで俄然張り切って、収穫しました。
地面から~50cm位の大きさの竹を手でポキっと折って簡単に取れます。
そのまま生でも食べれるし、焼いても美味しいとのこと。
家に帰って早速皮を向いて、とりあえずさっと下茹で。
薄くスライスして、ベーコン炒めと味噌汁の具にして夕飯の立派な食材に。
採れたての柔らかさと、シャキシャキ感の歯ごたえもありと想像以上に美味しかったのでした。
このプログラム、工房の中だけのプログラムではなく、会場となった夕日寺健民自然園の豊かな自然が体験できるよう、スタート時は工房外の広場で参加者の方々とのコミュニケーションが出来る機会も設けられ、先生と参加者みなさん、和気あいあいとしたムードで楽しめました。
旨味を体感し、マイナスイオンをすって、心も身体も元気になった一日でした。
講師の食工房「三会」の浅野三恵子さん、自然学校事務局のみなさん、とても有意義な時間をありがとうございました。
月1回開催される「自然学校の知らない世界」、これからの企画も期待してます!