2013年11月1日で終了したiGoogle。
失って改めて、よく活用していたなぁと名残惜しいツールである。
Googleリーダーが無くなっても、Feedlyへ移行しているので全く支障はない。むしろ、RSSリーダーはアプリを中心に山ほど便利なものがあるので、サービスを提供するのを止めたのも納得がいく。
しかし、iGoogleの代替ツールがあるにはあるが、すんなりと移行できないでいる。
その理由として、
1.iGoogleで使っていたガジェットがない。
翻訳、辞書、Googleブックマーク、この3つのガジェットを探すが、良い物がない!
2.海外ツールの日本語未対応(特にガジェット)
日本語には対応になっているものの、追加するガジェットが海外仕様(英語が中心だが、それでも多言語のものも結構あるのに日本語版がない)である。
3.My Yahoo!の広告がいや(^^;
無料で使わせてもらっているので、広告をやめろとは言わないけれど、配置(特に右上)がどうも気になる。
となんだかしっくりいかない今日此の頃。
iGoogleの環境により近いツールについてのレビュー。半月たった段階での感想。
■Netvibes
これが、今使っているiGoogleの後継ツール。
Netvibesは、フランスのツールで、欧米のガジェットなどが豊富である。
設定画面などが日本語に対応しているので、比較的馴染みやすい。
とはいえ、RSSリーダー以外のガジェットに関しては、日本語対応のものが少ない。
私の場合、RSSリーダーに関しては本当に読みたい記事は、スマートフォンアプリで読んでるので、このツールでは、スマフォで購読しているものよりは、チラ見の電車の中吊り的な位置づけである。
で、翻訳ガジェットを探しだしたが、中央に位置する緑が妙に目立つ翻訳ツール。
設定で、フォームの色、翻訳の言語の設定を変更することができるが、その設定を保存することができない仕様で結局、デフォルト設定に戻ってしまう。
iGoogleでは「Goo辞書」を利用していたが、辞書は日本語辞書はやはりない。
Googleサービスとの連動ガジェットも、bookmarksだけはiGoogleのガジェットのような便利なものは見当たらなかった。
Bookmarksというガジェットで、手動でよく使うブックマークを設定(左上)
全体のフォントも、iGoogle のときよりも、見にくいのが不満。
とはいえ、My yahoo!に比べると、見た目はこちらの方がはるかによいので、現在メインとして使ってる次第である。
■igHome
こちらの方が、デザイン的にはよりiGoogleに近くシンプルなので、見た目は好きである。
また、上部にGoogleサービスを中心としたリンクも付いている(黒帯の部分、非表示にもできる)
これの良い所は、Googleブックマークのガジェットがあったこと。
翻訳ガジェットも広告がなく、シンプル。
ただ、これは日本語が一部、化けるのである。
Googleブックマークも日本語タイトルのものは、????になる。
RSSリーダーのサイトのタイトルの「Yahoo!ニュース」→「Yahoo!????」となる。
設定でタイトルは変更できるし、実際のRSSで表示される記事のタイトルは、文字化けしていないので問題無いといえばない。
しかし、やはり日本語用ガジェットが明らかに少ない。
と、「Netvibes」と「igHome」の2つの良い所を合わすと、ようやくiGoogleに近づけるかもしれない。
ただ、日本語という環境も大きく影響しているとも思われ、英語圏の人達はさほど不便を感じていないのであろうか?
逆にいえば、iGoogleは最適な日本語環境を実現してくれる、「iGoogle Japan」であったのだ。
今後、「Netvibes」と「igHome」で日本語ガジェットが増えるようになるのであろうか・・・?
なんだかあまり期待できないような気もするが、もう少しNetvibesを使ってみることにする。